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予備校の講師達

以下、ミチルが通う予備校の、この小説に登場する講師たち


「鈴木 享」(すずき とおる 男)

恰幅が良く、寛大な性格で生徒から信頼を集めている。
講師を20年以上務めるベテランで、他の講師達をまとめる役職に就いている。
担当教科は現代国語。
『現国特A選抜』でミチルのことも教えている。


「斎藤 謙」(さいとう けん 男)

教え方が丁寧と、生徒にも親にも評判の人気講師。担当科目は数学。
家庭を持っているせいか、物腰が柔らかく、温かい印象を与える。
『数学基礎』でミチルを教え、彼女が最も信頼している講師で、時々勉強以外の相談にも乗ってもらっている。



「菅原 涼平」(すがわら りょうへい 男)

最高学府・東帝大学卒業の数学講師。
20代前半と若く、背が高くて顔もよいので、いつも女子生徒に囲まれている。
冷たいわけではないが、自分の感情をあまり表に出さない節がある。
奏が受ける「数学特A選抜」を教えている。
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「吉沢 美夏」

「吉沢 美夏」(よしざわ みか 女)

圭人の中学校の同級生で、高校の進路は別々だったが、予備校で偶然再会した。
中学時代は特別圭人と仲が良かったわけではないが、再会してから頻繁に連絡を取り合うようになり、今では自分は圭人の親友だと公言している。

いわゆる「イマドキ」の性格で、予備校の講師にもタメ口で話しかけたり、呼び捨てにしたりと、年代・年齢・立場というものは全く気にしない。
礼儀を重んじるミチルに対しては、「優しいけど、近寄りがたい」と感じ、圭人と一緒のとき以外はミチルと話すことはない。

おしゃれが大好きで、圭人とは対照的に、いつも派手な服と化粧をしている。

好きな言葉は「新友が、親友となり、信友となって、心友となる」


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「湯来 圭人」

「湯来 圭人」(ゆき けいと 女)

有名女子高に通う高校二年生。
予備校では、明るく、活発なキャラクターで通っている。
年上のミチルにもよく懐いているが、予備校では決して見せない一面を持っている。

スポーツが好きで、高校ではテニス部に所属している。
おしゃれにはあまり興味がなく、予備校に来るときはいつも制服。

好きな言葉は「I believe myself.」(自分を信じる。)

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「景山 佑介」

「景山 佑介」(かげやま ゆうすけ 男)

元々は違う予備校に通っていたが、奏や大地の誘いで同じ予備校に通うようになった。
物静かで落ち着いた性格であると同時に、かなりの人見知りなので、初対面の人間からは「怖い」と思われることもしばしば。

学校ではそれなりに優秀な成績を納めているが、予備校を変えてからは、二人の同級生と自分の成績を常に比べるようになり、いつまでも二人の下にいることに、内心は強い劣等感を感じている。

好きな言葉は「深謀遠慮」

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「楠 大地」

「楠 大地」(くすのき だいち 男)

奏の同級生で、同じ予備校に通っている。
朗らかでマイペースな性格だが、負けず嫌いな一面もあり、全てのことで人より上にいたいという願望が強い。

ただ、最近は大学に行く目的を見失い、勉強に集中できずにいる。

好きな言葉は「楠学問」

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