灰色 第八話

「実は今、気になってる人がいるんです。まだ気持ちが決まっていないから誰かは言えないんですけど・・・」
圭人がストローをいじりながら小さな声で言った。

やっぱりな。

女子高生がこういうところで話すことは、「コイバナ」か「ストレス発散」といういわゆる愚痴の
どちらかだと思っていたミチルは、その言葉に別段驚かなかった。

「それで、どんな人なの?」
ミチルはいきなり核心をついた質問をして、逆に圭人の目を白黒させた。
現役学生の頃からよくこの手の相談を受けていたせいか、このときのミチルはまさに
恋愛カウンセラーさながらの落着きを払っていた。

「えっと〜、予備校の人なんですけど、まだ話したことがなくて」
「話したことがないのに好きになったってことは、顔が好きってこと?」
「う〜ん、雰囲気ですかね〜」

雰囲気で好きになれるとは若い・・・ミチルは自分のことを思い出して笑いそうになったが、
それはいけないと口を真一文字に結んだ。

「同級生?」
「そうです。でもなかなか話しかけられなくて」
「そっか、じゃあとりあえずペンを落とそうか?」
圭人がまるで頭の上に疑問符が浮かんでるような顔をしているので、
自分がいつも恋の相談してくる女の子にするように説明を始めた。

「コミュニケーションの基本は?」
「笑顔で相手の目を見て話すことですか?」
「そうそう。それから会って最初にすることは?」
「挨拶です」
「その通り、だからまずは挨拶をするためのきっかけを作らないといけないでしょ?
落としたペンを意中の彼に拾ってもらえれば、まずは『ありがとう』の挨拶ができるよね。
それを次の日から『おはよう』に発展させれば良いってわけ」
「そんなにうまくいきますかね〜」
「圭ちゃんの笑顔があれば大丈夫!」
と、ミチルは勇気づけの意味を込めて圭人の肩をポンと叩き、飲み物と一緒に注文したワッフルを頬張った。

「うまくできるかわからないけど、やってみますっ!」
「その意気その意気。応援してるからね」
「気持ちが決まったら真っ先に先輩に教えますから!」

そう言って圭人もピザトーストをかじった。

その後に予備校の先生のなかで誰がいちばん間抜けか、ということで激論になったということは
絶対に秘密だ。

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おいおい夏バテかよ

タイトル通り、只今夏バテ真っ最中です;

8月初旬からずっと食欲も気力もない状態が続いています↓
最近はアイスが主食になりつつありますです・・・。

お陰様で予備校の夏期講習も半分くらい休む羽目に(涙)
急激な気候の変化についていけない自分の体を恨むしかないか;

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キャラのイラスト

今ふと思ったこと・・・。

自作小説を書いている方のところに遊びに行くと、よく、キャラクターのイメージイラストを載せているケースってありますよね?
あれって全部自分で描いているのかしら?

とっても羨ましいのですが、私にはあそこまで画才がないし;;
どうしたらいいんだぁ〜!なんか良い方法無いかしら??
誰か、アドバイスプリーズ☆

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地震;;

久しぶりの更新でこの話題とは・・・。

今日の0時26分頃に地震がありました><
震源地は岩手県沿岸北部。
私の住む仙台は震度4くらいのようです;

最近岩手・宮城に地震が頻発しています。
私は起きていて、幸いにも本棚の本が崩れたり、たんすの上の花瓶が落ちてきた程度だったんですが、
岩手・宮城内陸地震の被災者の方々が心配です。

あの地震の後から、前よりも地震に気が付くのが早くなったような気がします。
少しでも揺れを感じるたびに、テレビのチャンネルを某国営放送に切り替えています。

宮城県沖地震も数年後以内に起きる確率が高いという分析がされているので、
とても恐怖を感じています。

・・・なんだか文章がまとまっていない気がしますが、どこがまとまっていないのか分からない。

天災は平穏な日々と判断力を一瞬で奪っていくのですね;



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灰色 七話

同時に授業が終わったミチルと圭人は、帰る支度をしていた。

今日はアスファルトで目玉焼きが作れそうな程気温が高いということで、テキストを鞄にしまう二人の手も重かった。

「帰りたくないなぁ。ここに泊めてくれないかしらん」
「え〜!勉強の夢見そうで嫌じゃないですか!?」
「熱中症になるよりマシ!」
「そうかなぁ…あ、先輩、アイス食べながら帰りません?」
「いいね〜!でも今日は本当に暑いから、帰り道に溶けたらどうしよう」
「アイスは大丈夫じゃないですかぁ?」
「いや、私が」
「・・・・・・」
「・・・私、空気を涼しくしちゃったかな?」
「い、いえっ!ささっ、行きましょう!」

学生街ということもあってか、予備校の周りには歩いて数百メートル圏内に学生向けの安い食道や喫茶店が沢山ある。

一番近いコンビニの前で、圭人が言った。
「あの〜、やっぱカフェ行きません?」
「え?アイスは?」
「冷たい物が飲みたい気分なんですよね〜」
「買えばいいじゃん」
「も〜、いいじゃないですかぁ!行きますよ!」
「ち、ちょっと」

腕を引っ張られながら、ミチルは半ば強引に引っ張って行かれた。

「何飲みますか?」
メニューを見ながら圭人が聞いてきた。
「うーん・・・クリームミルクティー・・・」
「じゃあ私はキャラメルホイップで!」

連れて行かれた『ドリップ』の店内はかなり混雑していた。
大きな窓が日の光を取り込み、授業を終えた学生たちが気軽にくつろげるような、明るい雰囲気を醸し出している。
とはいっても、ミチルはこの店にはあまり来ないが。


「それで、何の話?」
「え?どうして話があるってわかったんですか!?」
「急に『カフェ行きましょう!』って言われたら、大体察しはつくよ」
「さっすが先輩、話が早いです」


たまにはこういう『ガールズトーク』もいいなぁ、とミチルは少し嬉しくなった。


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